3本ローラー扇風機を追い風仕様に組み替える

この扇風機の商品名は、Kreitler Killer Headwind Fan、クライトラー製殺人的な向かい風扇風機?でいいのかな。本来前方に置いて、頭から風を浴びせる機械なのだが、私のローラーに余っている溝が後方にしかないため、Tailwind追い風仕様にしなければならない。
構造的に筐体の内側に駆動ベルトをかける軸があり、これを左前方から後ろに付け替えると、右後方になると思っていた。しかしそのままでは、扇風機の排気口の口は内側を向いていても、ファン自体は本来回る方向と逆に回転することになってしまう。扇風機は風を叩いて空気を流すのに、逆回転ではなでるだけで風は発生しない。そんな単純なことに気づかず、昨日は期待はずれのそよ風にしょんぼりしたのであった。
たまたま同時期に買った方が、自前の(超高級3本ローラー)e-motionの後方に取り付ける際に、本体を分解してファンを逆向きにセットすればできたとの情報をいただき、私も試してみることに。ただ、ドイツ製のこいつは、六角穴もインチサイズで手持ちのレンチでは合わずorz。夕方コーナンでインチサイズのレンチを買って来たさ……。

開いてみると中身はこんな感じ。単純にファンをひっくり返せばつくと思っていたのに、そうは甘くない。シャフトから何から全て左右逆に付け替えなければいけない。構造的に可能だったから良かったものの、さもなければ扇風機のために両側に溝のあるエリートの3本ローラーを買いなおさねばならないところだった……。
シャフトを筐体に止める軸受けの4本ネジも手持ちのものでは回せなかったので、ペンチでつまみながら回さなければならず、とても面倒でした。また、軸受けの内側のワッシャーが多くて、一旦外してしまうと、付けなおすときにシャフトが通らずにいらいらいすることになるので、気をつけるように。
さらに、筐体の排気口の確度を考えて取り付けないと、設置したときに風向きが頓珍漢……ということにもなりかねない。ところで、私の扇風機の筐体を止める外のネジが1本足りなかったのだけど、それは仕様?


ぶきっちょなので、晩御飯をはさんで結局2時間以上かかってしまった。早々に家族が寝に入ってしまったので、風がちゃんと届くかだけ軽くまわしてみたが、吸気口は少ししかあけていないのに、試しに回しただけで普通の扇風機の「強」なんて目じゃない風が!! これはいいかもしれない。
明日からまたがんばろう!