内臓疲労と心拍数

6月末の内灘の帰りだっけか、Kちゃんに「疲れない?」と聞かれて、鈍感な私は全然ピンと来なかったんだけど、今さら実感として納得。
毎日毎日山を登るために、心臓は170回/分も脈動して、血液を循環させなければいけない。血液や水分をやりとりする循環器系各臓器に負担がかかるのは当たり前で、足がむくむのなんて、わかりやすい症状だ。
筋肉は鍛えれば強くなれる。でも、内臓は(同じ筋組織とはいえ)そう簡単に鍛えられそうなもんでもないし。いや、心肥大とかあるから、鍛えられるのか(困るけど)。でも、腎臓とかは無理っぽい。
ましてや、学生時代はまるまる超文科系インドア派で、三十路を過ぎるまでろくな運動経験もなかったんだから、いくら頑丈だけが取り柄とはいえ、継続的にハイレベルに動かすことに慣れていない。
あれですよ、漫画『パトレイバー』で某機がリミッターを解除して戦って、本来の機動性を発揮するものの、それは一時だけで、機体性能を超えたその動きによって、ダメージを蓄積しちゃうってのがあるじゃないですか。あんな感じ? 冷却液の循環が間に合わないとか(要はオーバーヒートだが)、腱を可動域以上に動かしちゃうとか、そういうことを己の体でしちゃっているわけですよ。
人体って非常にメカニカルなもんだと思います。普段、無意識に動かしている人体がいかにすごいかは、調子を崩してみて初めてわかる。
まあ、そんな大げさなもんではないけれども、疲れがたまってるのは多分事実で、納得したし、疲れをとることが今は一番だとしても、せめて「弱く」ならないために、LSDは超納得〜とか思いながら、心拍150でハァハァしないヒルクライムとかしていたわけですが。
#本当はローラーか平地が一番だろうと思うけどさー。
でもやっぱり心拍は高め安定みたい。むーん。