舞洲クリテリウム反省
実質初レース、初クリテリウム(今まで参加したイベントは佐渡ロングライドとツール・ド・のとの2日目と伊吹山HCだけ)で実業団女子クラスで走る……ということで、出るまでも散々ぐずぐず迷っていた。
でも、出て、本当に良かった。こういう結果だったのも。思い返すと色々反省点が見えてくる。的外れなことかもしれないけど、記録として。
集団での位置取りの練習不足……というか、全然「わかってない」のだよなあとは思うのだけど、普段あんな風に10人程度のお団子で走ることなんて皆無じゃん!!と思いついて愕然とする。練習のときは基本1列だし、追い越し2列、3列はあっても、お団子で高速走行ってのは練習できないけど、多分問題はそうじゃない。
お団子になって後退していった自分を思い返すと、えーっとどこを走ればいいんだ?ときょろきょろしていただけだった。チームメイトに一度「ついて!!」とか言ってもらった記憶はあるけれども、そのまま「えー」と思っているうちにどんどん外へ後ろへ、「遠慮」で下がってしまったのだった。
でも、危険を感じていたわけではないし、「怖かった」というのとも違う。みんなとてもきちんと走っていたから。自分が誰かをこかすかもというキモチはちょっとだけあったけど、ほとんどそんな風に感じる場面はなかった。
表現するとしたら「遠慮」が一番しっくりくるのだけど。
そのお団子は、当然後方の集団だったわけだけど、序盤だったし、結局最後まで(トップ選手がやや単独先行することはあっても)ほとんど分割されることはなかった。その時の他の人の意識、集団としての目的はまさに「集団であり続けること」にあったんじゃなかろうか。
そんなの当たり前じゃん!!とかいうことかもしれないけど、寝てるか起きているかの時に「気づいて」、ピコーン!となるぐらい、私はわかっていなかったということがわかって、落ち込んでいるのであった。
混乱したり迷ったりするのは「どこが『いい』んだろう?」という意識が働くからだ。いい位置とか、悪い位置などと価値判断が絡むような所には、そもそも私ではつけないし、第一そんな価値判断ができるほど「わかっていない」んだから、そんなの考えるだけ無駄だ。
こんどはとにかく「一緒に走る」キモチで頑張ろう。どうもレースだからといって、その実力もないのに、前に行くにはどうすればいいのかとか考えすぎていたのが良くなかったのよ。団子で走るのが目的でいいということにしておこう。
でも、一番悔しいのは、千切れたら千切れたで、一度でいいから、好き放題走らなかったんだ?ということだ(--;。一度でよかったから、ホームストレートでがんがんギアかけて、走ればよかったじゃないか!!
千切れたら、単独で脚をためていてもしかたがないんだってば!! 完走駄目かも……と思った時点で、完走捨てる覚悟を決めて、ギア上げて踏まなきゃならなかったんだ、あの時は! それで集団に戻れたら生き残れたかもしれない。上記位置取りの混乱でそんなことはなかっただろうけど、少なくとも一人でちんたら低速走行していればゼロだったものが、1%ぐらいにはなったかもしれない。
思い出すのは、おととしのTOJの大井ステージ。メカトラでちぎれてしまったなるしまの人が、しばらく単独で走っていたのだけど、突然ギアをがんがんかけて超高速になって、集団に戻って……、あれは本当に格好良かった。完走できなかったそうだけど。
私は諦めていたもんなあ。あれはあまりにもみっともない(iдi)。なさけなさすぎる。人と勝負なんてするタマじゃないわけです。自分に負けているんだもの。
とにかく今度はこんな風にならないようにがんばろう。