淡路島ロングライド150走行サポートスタッフ

……サイコンを切り忘れて自宅までの自動車のデータが入ってしまったので、実走データはお蔵入りに。やりがちだなあ。
今年初めて開催される淡路島ロングライド150に、走行サポートスタッフとして参加。
http://www.sponichi.co.jp/sports/awajishima-longride/
私自身の初のロングライドイベントが、同じくスポニチ主催の2007年佐渡ロングライド210だった。これが結構好印象だった。それが初参加だったので、当時は「そういうもんだ」と思い込んでいたのだが、ツール・ド・のと400の2日目に参加して、「佐渡ロングライド210って色々と目配りがきいていて良いイベントなのでは?」ということがわかったのでした。今回は所属のクラブが協賛しているということで、一度スタッフやってみるべーと。
備忘録としてメモしておく。
本来の予定では、試走がてら土曜日に一周してから本番のはずが、季節はずれの台風14号の襲来で試走は中止になり、土曜日14時にメイン会場入り。15時から走行スタッフに対する説明が一通りあり、5人*10班の班分けを行う。先頭班と最後尾班以外は、参加者に対してうまいこと人数を分散するように……ということだったが、結局これは難しかったなあ。
走行の際の注意事項で一番念を押されたのが、並走の禁止。当然危険だし、特に警察が嫌うそうなので、積極的に声かけするように念を押された。
その後、スタッフのお宿に移動したのが17時。お食事は19時からバイキングだった。面子のせいか、皿が出てくるたびにすぐに空っぽになって大変なことになっていた。後から来た人はありつけたのだろうか。お弁当形式の方が色々と良かったような……と思った。ロスも少ないだろうし。
お宿には部屋風呂しかなかったので同室4人でじゅんぐりにシャワー。ぶっちゃけトークがすっごく楽しかった。思えば今年は全然遠征レースに出ていないので、チームの面子とお泊りしたのは久しぶり。
20時すぎにはとっとと就寝。なぜなら、1時45分起き、2時半出発、3時会場集合だから……orz。夜中だよ!!
三船雅彦御大のポッドキャストiPodで聞きながら、なんとか結構ちゃんと寝て、時刻通りに起床。天気予報は昼から雨だが、あまり降らないほうに賭けて、夏用ジャージ一式に夏用アーム&レッグカバーとウィンドブレーカーの装備。
お宿出発時にくれたおにぎり2つをその場で食べる。2時半だけど。
外は思ったほど寒くはないが、明け方ごろが一番冷え込みそうなので、ありったけの上着を着て、3時会場駐車場着。駐車場に参加者よりも早く入ることが目的だったので、1時間ぐらい仮眠(するがほとんど眠れず)。
4時ごろ起き出して、自転車の準備とか。9月の四国(id:shanimu:20100915)前に換えてもらったワイヤーの初期伸びのせいで変速がおかしくなっていたのを、KTMNさんに直していただく。その後は、会場でうろうろしたり、自転車のメンテナンスをライトで照らしたり。評判の良かったあのライトは、

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です。1,633円だわ。もしかして安くなってる? 新型が出たからかなあ。
4時45分ぐらいには上着を脱いで、スタッフ用ベストを着用して、参加者の行列に待機。気温も下がってきたので、ひたすらストレッチをしてごまかした。
6時から20人ごと30秒間隔でスタート(佐渡と同じ形式。私が参加した2007年のとは一斉スタートで、渋滞、接触の危険が大きくて怖かった)。2グループ40人ごとに走行スタッフが一人つく形で。
でもまあ別に走行スタッフだからといって、抜いてはダメということでもなく、第一ASのある洲本までは市街地なので意識的に中切れを作っていると、どんどん参加者に抜かれていってしまい、いつのまにか同じ班の師範とF様と3人で団子状態。なかなか難しい。
しかも洲本までの途中の信号待ちで、クリート外しを失敗し、見事な立ちごけを披露してしまうのであった。「スタッフの人でもこけるんですねー」と言われてしまった(T△T)。実業団とかウィラースクールとかやる資格あるのか、私!?(多分、ない)
洲本ASではおにぎりも沢山種類があって、豚汁もあって、エイドが豊富って素晴らしい!!(佐渡は同様。のとは物資がかなり少なかった上に、午前中早い時間にいきなりお弁当を渡されて、すいてもいないお腹に突っ込むのが非常に大変であった。補給はこまめに、自分の体と相談しながらしたい)
走行サポート同士で状況を確認すると、参加者に抜かされすぎて前が手薄かも!?ということに。まあでもサポートとかが必要なのは後ろの人のような気もするしなあと思いつつ、適当に出発。
洲本の温泉街で交差点から出ようとする車が2台たまっていたので、手と声を上げて後ろを止めたところ、数秒後に大分後方でガシャン!と落車の音が……(@@;。たまたまそばにKRちゃんがいて助かった。スミマセン……。
そこからは楽しい「ナゾのパラダイス」に続く登り。淡路島は、洲本までは平坦で、南側に山岳が集中している。それもかなり嫌な感じの坂ばかり。入り口がそそり立つように急で、距離はないのに斜度がきつい。押して歩く人もかなりいた。
灘ASではゼリーとそうめんとロールパンのサービス。暖かいものが嬉しい天気だなあと思ったら、その後からぽつぽつと雨。
福良で一旦止んだので、うずしおなないろ館手前のフォーチュンでレモンヨーグルトシフォンをいただいたり。
http://www.geocities.jp/chiffoncake_2008/index.html
「最近できたんですか?」と聞いたら、3年前だって……orz。練習だとこういうところ素通りだもんなあ。全然知らなかったよ。勿体無い。
なないろ館のトイレは全然行列もなかったので、途中通りかかる参加者にトイレと売店がある旨伝える。
福良を出た辺りから、ザーッと雨が降り出したので、ウィンドブレーカーを着込むが、やがて止む。
AS慶の松原では色々な種類の菓子パン(ジャムパンをいただいた)とかお饅頭とか。おー、エイドが豊富でほんまに嬉しい。凄いなあ。この時点で12時ぐらい? このエイドは13時に閉まるらしいが、まだずいぶん食べるものがあるみたい……。というか、私の進行が遅いかも……と思い始める。
慶の松原を出たとたんに雨本降り。気温も急に下がってきた。ちょっと頭痛がしたので、コンビニでビニール合羽を購入して、鋏も借りて裾を切って羽織る。寒さは大分ましになった。
途中、信号待ちで止まったら、参加者3人が魚増鮮魚店で焼きアナゴを食べている!!
http://r.tabelog.com/hyogo/A2806/A280601/28006269/
ここ、ずっと食べたかったのにご縁がなくて。私も私もと、参加者の人と一緒に焼きアナゴ1匹。400円なり。頭まで残さず食べる。暖かくておいしかった!
多賀の浦ASは寄ろうか迷ったが、一応。ここではオニオンスープ! これもおいしく2杯もいただく。
雨はずっと本降り。ずっと本当にゆっくりペースで来たが、それなりに走らないと体が温まらないなあと思っていたところに、ビアンキのパンク者発見。声をかけるとあまり慣れていない風だったので、手は出さずに声だけ出して、ポンプだけ貸して(すみません、私もしょっちゅうチューブ交換で咬むので、人のなんてとてもとても……)。パンク修理を見届けて出発。この間、十数分か、後ろから走行スタッフは来なかった。そんなものか。
そんなこんなんでゴール150kmぐらい。多分。
走行サポート的な仕事ができたのかどうかは微妙だけど(主に「クルマー!!」とか叫んでいただけかも)、いつものライドと違った雰囲気で楽しかった。これで天気さえ良ければなあ……。初心者には厳しいイベントになっちゃったかも。
印象に残ったのは、とにかく淡路島の人がみんな玄関先で応援してくれたことと、案内スタッフの数の多さ。あの雨の中本当にお疲れ様でした。走っている私たちよりも立っているだけの人の方が、あの天候はこたえるとおもう……。私もスローペースだったので、体は全然疲れていないのだが、眠い&冷えた……。
来年もあるのかな? あるといいなあ。