古城自転車レース2年ぶり復活へ 坂井・丸岡、事故で中止

丸岡ロードが復活するそうです。
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古城自転車レース2年ぶり復活へ 坂井・丸岡、事故で中止
(2010年5月22日午前7時40分)
 坂井市丸岡町で2008年まで開かれていた自転車レース「古城グリーンロードレース」を、規模やレース方式を変えて2年ぶりに復活させる計画が進んでいる。先に同市丸岡町内で開いた実行委員会の会合では、8月開催を目指して関係機関に協力を求めていくことを確認した。
 レースは1989年に旧丸岡町が始め、一時中断したものの坂井市に引き継がれた。全国では珍しい公道を走る自転車レースとして人気が高かったが、同時開催した08年の実業団レースで死亡事故が起き、打ち切りとなった。
 中止後、復活を望む声が多く寄せられ、旧丸岡商工会青年部メンバーらが中心となって「バイシクルフェスタ実行委員会」を立ち上げた。今年から本格的な準備を進めている。 実行委によると、新しい大会は丸岡城下をスタート、北陸自動車道をくぐり坂井市内を南下。同市丸岡町上久米田方面から国道364号を北上し、近庄トンネル入り口でゴールする全長約12・5キロのコース。過去の大会とは逆回りで、事故を教訓に安全性を最優先とし、上り坂主体にした。高低差は206メートルある。
 レース方式も一斉スタートではなく、数台ずつが発車するタイムトライアルに変更する。参加対象者は中学生以上の予定。丸岡城近くでは自転車にちなんだイベントや模擬店、さまざまなアトラクションを用意するという。
 フェスタ実行委のメンバーや坂井市、警察関係者が集まり、19日夜に開いた全体会議では、実行委側が環境に優しく健康にもいい自転車を通じ、エコスタイルを推進するという大会趣旨を説明。安全対策について、万全の態勢を整えることを申し合わせた。今後、実行委で細部を詰める。
 南勝文・実行委会長は、下り坂もある最長52キロ(実業団レースは最長137キロ)のコースで一斉スタートしていた従来の大会と比べ「決して競技者好みとはいえないが、まずは事故がないよう安全性を最優先に考えた」と話す。
 ただ、今大会をステップに将来的には規模を大きくして開催する構想があるといい「多くのレーサーが集う国内最大の自転車レースに発展させ、名実ともに自転車のまち丸岡として発信できれば」としている。