Mt.富士ヒルクライムの男女比に思う

Mt.富士ヒルクライムは、参加者4千人超の巨大ヒルクライム大会。斜度5%と難易度が低いコース、パレードスタートのTT方式、スプリットタイム計測、年齢別順位発表、しかもなんたって「富士山」だし。特に初心者に人気のある大会で、完走率97%ということからもわかるとおり、非常に裾野が広いのであった。
ここでは、1時間30分を切ることが、一定のステータスとされているのです。ブロンズステッカーがもらえるらしい。
しかし、こんなメジャーな、初心者向けの大会であっても、

男子3972人:女子266人

という男女比……。
女子6.9%デスカ……orz。
……そりゃあ、参加賞のTシャツ、女性サイズが良かったのにな(´・ω・`)とか言えないよね。

栄光のフィニッシャーには、完走タイム毎に色分けされたステッカーを進呈。
   ●GOLD:1時間5分未満
   ●SILVER:1時間15分未満
   ●BRONZE:1時間30分未満

↑は男女別の基準がないので、
http://www.runnet.jp/result/detail.php?ses_competition_id=6734
今回、ブロンズをもらえる女子はたった9人、シルバーに至ってはゼロ(去年は優勝者だけが辛うじてシルバー?)というのもどうなんだろうと思ったりとか、
#別基準を作ってくれたほうが、女子のモチベーション上がると思うのデス。シルバーは果てしなく遠い……(というか、物理的にムリムリな次元というか)。
ファンライド3月号』の富士ヒルクラ特集を見ても、男子については10位までの機材スペックを解説しているんだけど、女子の1位のものだけだったりとか(うーん、キビシー!!)
まあ、女子参加者が7%では、そんなものかなあ。
女子の層って、本当に薄い。私はチームの女子の中では、実力的には堂々のべったなわけですよ。
#それぞれ得意不得意はあるけれども、総合的に見ると、ダントツで弱いのです。
それが、266人中4位になっちゃう。うちの女の子達が来ていたら……。
うちのチームの女子は、今年こそみんな実業団登録しているけれど、だいたいみんな、ここ2年ぐらいで始めたぽっと出の面子なわけですよ、私も含めて。
たまたま素質のある子達が集まった……というのもあるかもしれないが、やっぱり人数がいるということと、山がすぐ近くにあるということも含めて、「環境」がそうしたのだと思う。
「朝練」をすることが普通で、みんな早起きして山を登っているという連帯感。朝、山に行けば誰かが走っていて、仕事前に「おはよう」の挨拶ができる幸せ。
……って、私は朝練時間がずば抜けて遅いので、めったに挨拶することはないだけどねえ。
明日はSK山ドライブウェイからダム裏、霊園行きます。