『繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史』

繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(上)
定価:¥ 1,890
レビュー平均:4.04.0点 (8人がレビュー投稿)
出版日:2010-10-22
出版社:早川書房
リエーター:Matt Ridley(原著) 柴田 裕之(翻訳) 大田 直子(翻訳) 鍛原 多惠子(翻訳)
作者:マット・リドレー
ページ数:296
by amazon通販最速検索 at 2011/01/09
繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史(下)
定価:¥ 1,890
レビュー平均:4.04.0点 (2人がレビュー投稿)
出版日:2010-10-22
出版社:早川書房
リエーター:Matt Ridley(原著) 柴田 裕之(翻訳) 大田 直子(翻訳) 鍛原 多惠子(翻訳)
作者:マット・リドレー
ページ数:296
by amazon通販最速検索 at 2011/01/09
産経の山形浩生の書評がとても良かった。http://sankei.jp.msn.com/culture/books/110109/bks1101090804007-n1.htm

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/116620.html
人類が進歩を続ける理由は「アイデアの交配」と「分業化」にある! 古今東西のデータから文明繁栄の謎を解き明かし、貧困拡大や環境破壊といった悲観的未来予測を覆す。英米ベストセラーの人類史。フィナンシャル・タイムズ「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2010」候補作。
経済崩壊、貧困拡大、環境汚染、人口爆発……。メディアを席捲する知識人は、われわれ人類は今にも破滅に向かうと日々嘆く。だが実のところ、こうした悲観的未来予測は200年前から常にあったのだ――ほとんど外れてきたにもかかわらず。
各種データを見れば、事実はまったく逆だ。「今」ほど最高の時代はない。そして人類の生活レベルは地球規模でなお加速度的に向上している。なぜか? 有史のある時点で、交換と分業が生まれ、それによって個々の知識が「累積」を始めたからだ。
石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー、待望の日本語版。