マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』復刊
画像は旧版から。
今年ノーベル文学賞を受賞したリョサの大傑作長編!→http://d.hatena.ne.jp/shanimu/20101007
それは、続く20世紀、政治と道徳が完全に分離する時代への預言だったのか?
19世紀末、大旱魃に苦しむブラジル北部の辺境を遍歴する説教者と、彼を聖者と仰ぐ者たち。やがて遍歴の終着地に世界の終りを迎えるための安住の楽園を築いた彼らに叛逆者の烙印を押した中央政府が陸続と送り込む軍隊。かくて徹底的に繰返された過酷で不寛容な死闘の果てに、人々が見たものは……。1981年発表、円熟の巨篇。
判型 : 四六判変型
頁数 : 720ページ
ISBN : 978-4-10-514507-1
C-CODE : 0097
発売日 : 2010/12/10
やっぱり1巻もので復刊ですかorz。732ページから720ページに減っているのが気になる……。あれ以上文字が詰まっているとしんどいわあ。