富士国際ヒルクライム(あざみライン)


S9.4/26.2
H181/191
D10.96
T1:09'46
U1,123.8/D2.0

公式

D11.4
T1:09'48
TOP差12'31
S9.79
3位/出走6名(完走6名)

というわけで、実業団初の表彰台でした(^▽^*)! ……2位との差は9分とかなんですが(4位とも9分差)。裏に全日本があったせいで、出走者が6人という状況で、まさに棚ボタ。実業団ヒルクライムでは、必ず真ん中というジンクスが、今回も……という感じ。嗚呼、偏差値50の女。
ちなみに、去年は1時間9分40秒だったみたいで、8秒遅くなっている……。まあ、今年のこれまでのレースが分単位で遅くなっていることに比べれば、むしろ調子が良かったぐらい?
天気はちょっと怪しい雰囲気。でも、曇り空を背景に、くっきりと富士山が見える。去年は全く見えなかったからなあ。
スタート直後から、KさんとHさんが飛び出し、直線区間で既に姿が見えなくなる。後ろは3人が固まっていて、そちらとも距離が開いているみたい。結局、ゴールまで、一人の女子とも出会わなかった……。
馬返しまでは、普通の激坂がひたすら続く感じ。こんなに普通だっけ?と思いながら、第一給水所では、「頭にかけて!」とお願いして、2杯もかけてもらう。直後の最大の激坂もえいやっと登り、そこからが、あの不思議空間の始まり。何度も何度も前輪が浮く(去年は1回だけだったはず)けど、ダンシングは苦手なので、試してみてすぐに座ることを3度ほどくりかえしたが、やっぱりほぼシッティングで。嘘みたいな激坂が越えても越えてもやってくる。ああ、やっぱりトリプルに換えておいて良かったなあと思いながら、カーブの外側を選びながら、直登する。去年よりも蛇行する人は多かったみたい。第二給水所でもまた頭にかけてもらう。ダブルボトルにしてきたので、自分でもかけながら、這うように進む。
なんだろうねえ、なんとも言いがたいおかしな雰囲気が空間を支配している。うひひひひとか、無意味ににやにや笑ってしまう。普段のヒルクライムレースだと、ああ、歩きたい、足をつきたい……と思い続けながらこぐのだけど、このコースだけは、脚をついたら最後、絶対に乗りなおせない!と思うので、とにかく慎重に慎重に、進むことだけに集中する感じ。前輪が浮くたびに、こけるなこけるなと呪文のように心の中で繰り返し、後ろの人に「止まってしまったらごめんなさい!」と思い続け、前を行く人のお尻を見ながら、頼むから止まってくれるな!と頼み続ける。順位とかタイムとかもう関係なくて、ただひたすら、無事に脚をつくことなく、ゴールまでたどり着くことだけに集中する。正直、「レース」が苦手なので、このコースが一番好きかも、と思った。
今回は道の応援が少し少なかったかなあ。最後の1km区間で、ジャージレーパン姿の男性2人が大きな声で応援しているのが良かったです。
ただ、最後の2kmぐらいに、脚を攣る気配がして、1kmの看板すぎたあたりで、本格的に攣ってしまった(iωi)。どうすることもできないまま、でも、あと少しだけだったので、なんとかゴールすることができてよかったけど……。はりちゅうからこっち、レースだと絶対に攣っているのよ……。良くないなあ。
#後でチームの人に相談したら、「レースの強度に筋肉が付いていけないのでは?」とのことでした。練習で頑張らなさ杉ってことですな……。
なんとかゴールした後、水でびしょびしょだったので、トイレで丸着替えして、今度はTRのゴールの観戦。今年はシマノ勢が全日本に行ってしまったから、野寺ウィリーが見られなかったのがザンネンだけど、TRの走りはやっぱりスゴイ。最後のゴール手前の、斜度20はありそうな激坂で競り、ラストスパートをかける迫力。女子のTTとは全く違う、本当のレースだよなあと思った。
下山も今年は自力で(去年は指を3針縫っていたので、自衛隊トラックに乗せてもらった)。大の苦手の下ハンを握りながら、ゆっくりと降りた。blueじゃなくて、ターマックだったから大丈夫だったのかも。カーブは時々怖かったけど、実際にはそれほど不安定感を憶えることもなく、無事下山できた。
表彰では、初めて賞金をゲット! ……って、エントリーフィーとトントンなんですが……(^^;。まあそんなもんよねー。今年も楽しかったです。