池田市畑天満宮の秋祭り

今日は近所の神社の秋祭りでした。私がこの祭を見るのは実に16年ぶり……。

化粧をした乗り子さんが4〜5人乗った太鼓(みこし)をかついで、山の上の神社を詣でるというもの。古くから村があったところなので、結構豪快。

西畑、東畑、上渋谷の3基の太鼓が、順番に100段ぐらいの石段を登って、境内に上る。担ぎ手が頭上高く太鼓を上げながら、本殿に進む「させ」がクライマックス。

ちなみに下がる時の掛け声は「よいさじゃ」。わっしょいは使いません。
うーむ、やっぱり規模が縮小傾向だなあ。昔は6人ぐらい子供が乗っていたのに。特に、以前は一番大きかった東畑が担ぎ手不足で、乗り子も4人、迫力もなかった。関西大学の留学生からなる外人部隊を導入したりしているらしい。法被を着た外人女性がいた。が、あれ、女性がかついでいいのか?
いまや、3基の中では最小勢力だった西畑だけが、なぜか5人。迫力もあった。上渋谷は4人だが、元気なのか何なのか、「させ」で左右にふれて、ちょっと怖かったぞ。
ちなみに、乗り子さんも、昔は小学6年生と決まっていたが、体格がよくなるにつれ、低年齢化傾向にある。また、昔は地の人限定だったが、今はあまりこだわらないみたい。

乗り子さんは、祭の間は神様扱いなので、地面の上を歩けないから、お父さんが常に肩車しなければいけないんだよねえ。大変。
太鼓が3基ともあがったら、小学生巫女さんの神楽の奉納の後、神主様のおはらいをうけて、おしまい……なのかなあ、衆議院の挨拶とかだったから帰ってきてしまった。

この石段を太鼓はあがってきたのであった。

ぶれぶれですが、下の方に見えるのが大阪の夜景。参道はずっと上り坂。