富士国際ヒルクライム

S9.7/30.0
H175/185
C63/126
D11.38
T1.10.15
CAL681
H180-160
↑12.36.0(18%)
=56.31.6(80%)
↓1.07.4(2%)

30*27Tならあざみラインは怖くないと思った。但し、タイムは出ない。
今回の出走は11人。
エントリーリストを見て、私が4位だったしらびその上位3人もエントリーしているのを確認。山岳女王のYSさんにはもちろん、同じチームのCKちゃんと合わせて、この5人には実力的にかなわない。
……というわけで、6位以上はありえないなあという予想で、そのまんま6位だった。順位も、YSさん+しらびそ+CKちゃんというそのまんまさ。女子のヒルクラって競技人口少ないからなあ(^^;。まして実業団だと、メンバー固定しちゃっているみたいだし。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=a1e270ed67a75b99b1b17399df4c98dc
スタートから3kmは10%程度のストレート。スタート直後、クリートがはまらず、出遅れまくり(多分ビリから3番)。1km弱でやっとクリートがはまって、TSさんをパスし、NSのTさんにしばらくついてパス。そこからはいつものTT状態。
しかしこのストレート、下り側から見ると、12%の看板が見えるのだけど、上っている間は見通しのよさに誤魔化されるのか、ちっともそんな感じではない。
……というのは、フロントトリプル、リア16-27Tの威力。負荷をあまり感じない程度にくるくる回して登っていけているせい。
九十九折に入って、4kmすぎ、すぐ横にFの女子選手がいてびっくり。うわ、気が抜けていて垂れていたわ!!とギアをちょっとあげて、回転もあげて、引き離す(結局1分差で7位だったみたい>Fの方)。余力あるんじゃん。ちょうど見える位置に、同じチームの中学1年生BR3がいたので、「がんばれー」と声をかけながらパス。
6km付近、馬返し、ちょっと下って、次に激坂(一番斜度が高いところらしい?)という場所にある給水ポイント。事前に「水は取らずにくだりを利用して登れ」と言われているところでは、「体にかけてくださーい」とお願いして、首の後ろにかけてもらった。気持ちいい。体は熱いけど、ドリンクが冷たいままなので、気温は結構低いはずなのだが。
勢いをつけて乗り越えて、そこから先が激坂連続地帯。全体を通して、そんなに蛇行している人は見かけなかった気がする。私はひたすらくるくると直登。カーブではとにかくアウトをアウトを選ぶ。
ギアのおかげもあって、きつい、登れない!という感じはなく、片足ぐっと踏み込んで、片足ぐっと踏み込んで……という感じもなく。ケイデンス50ぐらいで「回せて」いる感じ。
途中、チェーンが切れて立ち止まっている人がいたり、激坂ポイントに(おそらく家族の)応援の人がいたりする。応援に「ありがとー」とか言っていると、一緒に登っている人から「元気ですねえ!」と何度か言われたので、「トリプルのおかげです」と力説。いや、本当に。
びっくりしたのが、7kmすぎか、あざみラインならではの、アホみたいに激坂が続くところで、後ろから追い抜きざま「○○さん?」と本名で声をかけられたこと。「はいー」と答えながら、えーっと、誰だっけ?と思っていると、去年まで東京で一緒にボクシングをしていた友達と、今ボディコンバットで一緒の方だそうな(5合目で聞いた)。うわー、ちょっと感動。しかしこの人、むっちゃ速いッすよ?(1時間切ったようだ)
8km付近か、Araiののぼりの傍らで、ディレクターズチェアに座って応援している人がいるたりで、前輪が浮いて冷やりとしたが、ダンシングはほとんどせず。20こぎもしていないんじゃないか? とにかくシッティングに徹した。
残り1kmぐらいにやや平坦っぽいところがあったが(5%ぐらいでも十分平坦に見えるのよ)、そこもフロントインナーのまま乳酸除去乳酸除去と回すことに専念。
最後の500mの登り。応援の人に、「最後ののぼりですか?」と聞いたら、「そうでーす」と答えてくれたので、ちょっとだけがん回しするが、 100mと続かなかった気が。垂れつつゴール。いやあ、面白かった! ギアのおかげで、「登れない、絶望!!」という気持ちは一度も味合わずに済んだが、このギア比以外では二度とごめんだ。
結果、1時間9分40秒。ヒルクライム計算予想が68分だったから、1分半遅い勘定だけど、この計算式はかなり正確だと思った。要するに軽いの踏みすぎで速度が出なかったのだ。しかし、あの斜度では、ギアは上げられないからなあ。
それにしても、上り終わって、BR1のゴールを観戦できるのは、本当に楽しかった!! 3位で入ってきたシマノの野寺がゴール直前で3度もウィリーするのも見れた。10%超の斜度があるところで、だよ? ありえない!! 楽しい!!
という感じで、とっても楽しかったのでした。あー良かった。