映画『サイド・バイ・サイド』

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デジタルが映画として認められなかった時代の確執と新規性への期待感、フィルムに劣らない、越える画質への要求と技術革新(ずっとソニーのターン)、それでも長らくフィルム優勢で機材的なピークが2007年というのに、2012年にはもうご臨終扱いという動きの早さ怖い!
そして銀塩フィルムに劣らぬ画質をデジタルが手に入れた時、人々はiPhoneで映画を見るようになっていたという皮肉。フィルム時代の撮影監督の威厳がデジタル時代にはなくなってしまったり、「作業」ルーチンの変化が内容にもたらす影響とか面白かったけど、結構寝た!
全体がキアヌ・リーヴスによるインタビューなので、ウォシャウスキー姉が本当に女性になっていて、おー!と思いました。意外に近作もフィルムなのね、『ダークナイトライジング』とか。ただ日本の場合は配給の完全デジタル化の影響の方が、私達にとっては大問題なんだよな。
今日の映画、10人弱だったんだけど(レディースデイなのに!)、多分劇場にいた全員が同じエレベーターで降りるシチュエーションが、なんだかおかしかった!(そして映画って、興行的には死んでいるなあと思ったことです)。