宝塚『ベルサイユのばら』2回目

http://kageki.hankyu.co.jp/versailles2013/moon/
1/3はオスカル龍真咲/アンドレ明日海りおの月組コンビだったけど、今日はアンドレ花組トップ蘭寿とむ。今回の方が断然好み。アンドレがちゃんと男に見えた!
前のアンドレはあまり男っぽさが感じられず。明日海アンドレは可愛くて、まあ弟っぽいというか。アンドレに男っぽさが足りないと、そもそも「「男の格好をした女」を演じている女」+やっぱり「男を演じている女」に見えて、視点がメタに留まってしまって、物語内に入り込めない。宝塚でベルばらは存外難しいと感じた。
しかし、今日の龍真咲オスカルは今回の方が女っぽく感じられたけど、アンドレががっつり男なので、むしろはまっていた感じ。男装の麗人男装の麗人が演じるのだから、それはむしろナチュラルで、その分アンドレが充分に男であれば成立する舞台のような気がした。とにかく蘭寿とむの安定感!
今日も満員。私も宝塚と言えばベルばらだと思っていたが、正直初心者(私もだ)には全くお薦めできない演目。友人曰く、歌舞伎みたいに1日通しで全幕演じて、好きな場面だけ見るようにしないと無理。やはり脚本が苦しい。この枠に切り取ること自体、色々無理がありすぎる。駆け足でアニメでちゃんと予習して行ったおかげもあって、前回よりも入り込めたし、話もわかった。それでも「え?」と思うが…。友達も「え、ここから始まるの!?」と驚いていたし。アニメも残り10話、漫画版も貸してもらえたし、今週中に見てしまおう。
宝塚『ベルサイユのばら』フェルゼン篇はスルーかなあ。次は『モンテ・クリスト伯』のつもり。銀英伝組の『オーシャンズ11』を迷い中。私の初宝塚はオリジナルの『ダンサセレナータ』で、あれも良かった。
必ずレビュー付きの演目を。席は面で舞台を見渡せる2階が断然イイ!1階だと線なのよね。